ゆに昆布

酢昆布がうまい

隼(スポーツバイク)のツーリングで疲れない乗り方。

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旧型隼(GSX1300RHAYABUSA)に乗り始めて1年が経ちました。乗り始めの頃はとくに何も考えずバイクに跨っていたのですが、GN125Hでは4時間以上乗っても疲れることはなかったのに、隼だと1時間もたたずに身体の節々が痛くなって疲れる……こんなんじゃツーリングなんてできない!!

 

そこで、いろいろネットを調べたり、ライテク本を読んだりしてやっとロングツーリングでも疲れない乗り方がわかってきました。ぜひ、隼、もしくはスポーツバイク初心者で痛みや疲れで長時間乗れないという方は参考にして下さい。

※注意

ここに記載しているのは見よう見まねの自己流です。体格や車体によっては適さない場合があります。もっといい乗り方があるよというベテランライダーの方がいたらコメント欄でご指摘願います。

乗り始めの頃と今の乗り方を比べてみる。

乗り始めの頃 

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始めて大型二輪の免許を取って憧れの隼の乗り始めた当時の乗り方です。夢のバイクだったのですが、「疲れる!」「曲がらない!」と乗っていて不満が多かったのを覚えています。その証拠に当時こんな感じでぼやいています。

GN125H乗りがGSX1300Rに乗り始めて後悔していること。 - ゆに昆布

しかし!今や昔の話。現在は隼で楽しくライディングしております。それがコチラ。

現在の姿勢

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どうでしょうか。違いが分かりますか?

細かいところで色々変えていった所はありますが、大きく3箇所変わっています。

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私が改善したのはニーグリップ、腕の曲げ方、顔の位置です。この部分を意識するとツーリング時の疲労がグンと減りました。

今回は掲載しませんが、以前取り上げた2本指レバー操作もツーリング時の指の疲労を抑える効果がありますのでぜひやってみて下さい。

uniconbu.hatenablog.com

ニーグリップは"ニー"で"グリップ"すること!

皆さんはニーブリップてご存じですか?私は教習所で「タンクを両足でギュッと挟むこと」と教わりました。それをそのまま実践していたのがこれです。

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しかし、これはニーグリップではなく「ふとももグリップ」なのです。何故ってニー(knee)とは膝という意味です。膝でタンクをホールドしなければニーグリップとは言えないじゃないですか。

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ふとももグリップの状態だとライダーの体重は重心の関係からお尻と腕で支える形になります。

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そこで膝でタンクをガッチリ固定(ニーグリップ)することで膝でも体重を支えて体重のかかるところを分散させることで疲労を減らすことができます。また、図では下方向の力しか矢印を書いていませんが、加減速により前後方向の力も働きます。膝でタンクをホールドしているとこの前後方向への力も膝で受け止められるので手首の負担も減るわけです。

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股とタンクの間にはゲンコツが1個入るぐらいが適切と言われています。私は足が長いのでお尻がタンデムシートに着くぐらい後ろに座っています。荷重を後ろにしてコーナーを安定させたり、加速時の後ろに引っ張られる力をタンデムシートで押さえこむ狙いがありますが、ここは体系しだいでしょう。

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膝でタンクを挟む本当のニーグリップをするとライディング中に身体がどんどん前にいってしまうと思います。その際はステップに置く足を工夫しましょう。

靴のソールをステップにひっかけ固定し、足の内側をぴったりとバイクに密着させましょう。これで膝に力が入れやすくなったと思います。

 

それでも加減速で身体が動いてしまう方はニーグリップパッドを導入しましょう。タンクにゴムを張り付けて滑りにくくするものなのですが、SS乗りの方から「費用対効果はこれが一番」と言われたことがあるくらい良いものだそうです。私も導入しようと何度も考えたのですが隼の艶めかしいタンク造型が好きでまだ導入に踏み切っていません。

 腕ピン状態ではバイクは曲がらない

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腕をピンと伸ばしている状態はハンドルを押さえつけているのと同じです。

押さえつけるようにしていれば手首や手のひらに負担がかかって痛くなってしまってしまいます。また、ハンドルを押さえつけた状態ではバイクは思うように曲がってくれません。

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力を入れずに腕を曲げた状態にするとこの様になります。ほぼ同じ位置から撮影していますが姿勢がかなり低くなったことが分かると思います。腕ピンの状態から間接にチョップをすると丁度良い感じになります。

低い姿勢の方がカウルの防風効果を得られますし、重心が低くなります。ハンドルに力は入れず、重心移動でバイクを操りましょう。

道路を睨みつけて走ろう

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「バイクに長く乗っていると首が痛い……」

そんなことはありませんか?それは視界を確保するために首を上げた状態にしてバイクに乗っている可能性があります。ヘルメットの重さと走行風を顔面に受けている頭を首で支えているわけですから首への負担は大きいのです。

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そこで、このようにグッと顎を引き下げてみましょう。

「これじゃ前が見えないのでは?」と思うでしょうが、そこで目線を変えてみます。

上目づかいで睨むようにして前を見るのです。最初は慣れずに眼球が疲れるかもしれませんが私の場合は1時間程で慣れて首の痛みもなくなったので良かったです。

おわりに

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いかがだったでしょうか、あくまでも私の場合のケースとして乗り方方法をご紹介しましたが、少しでもツーリングで疲れる人のヒントになれば幸いです。

乗り方を工夫するだけでライディングの疲労はグッと下がります。疲れない姿勢でバイクに乗ってバイクライフを楽しくしましょう。 

 

やはりなんだかんだで1冊あるとライテク本は役立ちます。 一度に全て覚えなくとも1つずつツーリングの度に試してみると毎回のツーリングも新鮮味がでて楽しくなりますよ!

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